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国債に依存した社会保障からの脱却ーシルバー民主主義を超えてー

NIRA研究報告書 2013/02発行
総合研究開発機構 発行

■ 概 要
本研究では、国債に依存した社会保障からの脱却に向けた政策提言をまとめた。具体的には、日本の社会保障収支の赤字は、年々、拡大しており、事実上、毎年の国債発行と社会保障基金の積立金取り崩しによって支えられている。この積立金は、厚生労働省の見込みに反して、近い将来に枯渇することは避けられない。そうなれば、更なる赤字国債の増発が避けられず、それが国債信認リスク(ソブリンリスク)の引き金を引く契機となる可能性がある。
こうした事態を避けるため、現行の年金財政の徹底した情報開示と、社会保障費を現世代が負担できる範囲内に抑制することを基本的な原則とした、社会保障制度改革の工程表を速やかに作成することが必要である。

■研究成果
  エグゼクティブサマリー(PDF)

  研究報告書(全文)(PDF)

   <目次>   
   本論
   1.  はじめに
   2.  社会保障制度改革の必要性
   3.  年金制度の持続性を維持するための改革のシナリオ
   4.  世代間利益調和の手法
   5.  医療・介護保険制度を維持するための制度改革
   6.  おわりに

  付論
   1.  使用したモデルの解説
   2.  家計の資産選択モデル

  2013年2月発行、A4判・25ページ、ISBN978-4-7955-0550-6 C3030

研究体制
八代 尚宏 NIRA客員研究員/国際基督教大学客員教授
島澤 諭  NIRA研究調査部主任研究員
豊田 奈穂 NIRA研究調査部主任研究員

<英文エグゼクティブサマリー>
Reforming Japan’s Government Bond-financed Social Security System by Overcoming “Silver Democracy”

<関連記事>
・鈴木亘「社会保障亡国論」講談社現代新書(2014年3月)pp.41に引用
・八代尚宏「社会保障を立て直す 借金依存からの脱却」日本経済新聞社(2013年12月)pp.96に引用
・2013年7月10日 日本経済研究センター 対談「斎藤主幹が聞く 暴論?正論?『高齢者に変動相場制を』」に八代尚宏 国際基督教大学客員教授(NIRA客員研究員)が引用
・2013年4月28日 日本経済新聞 記事「けいざい解読『年金改革は終わっていない「不都合な数字」を表に』」に引用

<関連頁>
 『公的年金の世代間公平性を考える
 (NIRA政策レビューNo.59、2013年1月)
 『社会保障制度を通じた世代間利害対立の克服―シルバー民主主義超えて
 (NIRAモノグラフシリーズNo.34、2012年7月)

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