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第20回地方シンクタンクフォーラム開催報告
「地域再生と人材形成」
 
 
開催日時 平成19年6月29日(金)
場   所 ホテル名古屋ガーデンパレス(愛知県名古屋市)
主   催 総合研究開発機構、地方シンクタンク協議会
後   援 内閣府、愛知県、名古屋市
協   力 地方シンクタンク協議会中部ブロック
地方シンクタンクフォーラムは、地域における政策研究の質的向上と地方シンクタンク間の交流をはかることを目的に、NIRA及び地方シンクタンク協議会の共催で毎年開催している。本年度については、「地域再生と人材形成」をテーマに、「人づくり」の観点から地域再生に関わる具体的かつ実践的な方策や課題について議論の場を提供した。
 
■ 開会挨拶
 
地方シンクタンク協議会代表幹事 金井 萬造
  金井 萬造 氏
 
■ 来賓挨拶
 
愛知県副知事 西村 眞 氏
  西村 眞 氏
 
■ 基調講演「愛・地球博の成果及び経験と地域の活性化」
 
財団法人地球産業文化研究所 理事 中村 利雄 氏
((前)財団法人2005年日本国際博覧会協会 事務総長)
  中村 利雄 氏
(概要)
「愛・地球博」の意義、考え方、運営、効果等について、映像を交えた講演が行われた。「愛・地球博」は地球的課題の解決に貢献し、自然の仕組みと調和した新しい文明を構築することを目指して開催され、テーマを万博の会場建設から展示、イベント、撤去に至るまでそのすべてで表現した。万博の運営にあたっては、日々改善に心がけ、入場者の平準化と分散、安全と安心の確保、輸送の円滑化やパーク&ライドの試みなどの事例を紹介するとともに、これらの成果と経験を単に一過性のもので終わらせることなく、承継・発展することが地域活性化への貢献となることが指摘された。
 
■ 特別講演「大地の芸術祭がもたらした住民意識の変革」
 
「大地の芸術祭」総合ディレクター 北川 フラム 氏
(株式会社アートフロントギャラリー 代表取締役会長)
  北川 フラム 氏
(概要)
2000年に開始された越後妻有における現代アートによる地域活性化の試みについて、事例報告がなされた。さまざまなアートの活動を通じて、里山と人、外の人と住民を結び、世代や地域、ジャンルを超えた協働がもたらされ、それによって何より高齢者をはじめとする住民の意識が変わってきたこと、また、このことは他の地域でも変革が可能なことを示唆するものであること、などが指摘された。
 
■ NIRA助成報告 「地域の「創造力」向上を目指した再生のあり方」
 
 (NIRA助成研究 平成17年度一般研究助成乙)
社団法人北海道未来総合研究所 調査部長 北嶋 雅見 氏
  北嶋 雅見 氏
(概要)
人的資本、社会関係資本、環境資本の3要素から構成される地域創造性開発モデルを、地域創造性開発指標(=RCDI)を用いて日本の47都道府県、113主要都市を対象に試みた定量分析の結果が紹介された。それを踏まえて、 (1)個性的な地域づくり、(2) パートナーシップの形成、(3) 地域の人的資源の開発、(4)地域コミュニティの環境問題への高い認識、の4つの側面から、地域の創造性向上に向けた提言がなされた。
 
■ 事例発表「地域再生と人材形成」
 
 [1]「地域における人づくりに関する研究 〜観光分野における人づくり」
  (NIRA助成研究 平成17年度一般研究助成甲)
株式会社北海道二十一世紀総合研究所 調査研究部次長 柳井 正義 氏
  柳井 正義 氏
(概要)
観光の新しい流れに対応した人材ニーズと観光分野における人づくりの現状と課題について、北海道の資格制度などの事例を通じて調査報告がなされた。その成果を踏まえて、求められる人材像やそれぞれのインフラが果たすべき方向性を提起し、人づくりの方法論について提言がなされた。
 
 [2]「二見浦・旅館街のアイデンティティ回復と活用による活性化事業調査」
NPO法人二見浦賓日館の会 副理事長 高橋 徹 氏
  高橋 徹 氏
(概要)
老舗観光地の再生事業について報告がなされた。時代とともにその成立の意味を忘れ、惰性に流されている老舗観光地を、古い建物や自然、風物詩などの地元の資源を見直してブランド化し、それらを核として旅館街のアイデンティティを回復し、再生を図っていく経過が説明された。
 
■ 総括コメント
 
総合研究開発機構 理事 江崎 芳雄

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