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都市行政評価ネットワーク会議 第2回大会

 6月29日、都市行政評価ネットワーク会議第2回大会が愛知県名古屋市で開催された。

大会概要

 都市行政評価ネットワーク会議は、平成17年11月末にNIRA、(財)日本都市センター、地方シンクタンク協議会の三者と一部都市自治体により設立され、その後、加盟自治体は72自治体(大会時)に増加している。第2回大会は昨年の第1回大会と同様に、地方シンクタンクフォーラムの後に開催した。
 開会にあたって、松浦幸雄ネットワーク会議会長(高崎市長、(財)日本都市センター理事長)より挨拶があり、以下のプログラムが実施された。


都市行政評価ネットワーク会議についての説明 NIRA研究開発部長 後藤元之

 第2回大会に至るまでのワークショップ開催や参加自治体の参加状況などの経緯を報告した。また、ネットワーク会議の設立の意義や目的等についても説明し、併せてNIRAがこれまで行ってきた研究の概要についても報告した。

基調講演 静岡文化芸術大学准教授 田中啓 氏

 都市行政評価ネットワーク会議分析チーム研究参与の田中啓氏より「自治体行政評価の診断−行政評価は有効に機能しているか?」について基調講演があり、都市自治体行政評価の現状や課題について問題提起がされた。

平成18年度データの収集・分析結果報告 NPOぐんま代表理事 熊倉浩靖 氏
  「NIRA型ベンチマーク・モデルを活用した分析と得られた知見」

 まずNIRA型ベンチマーク・モデルの構造と特徴についての概要説明を行った。その上で、12事務事業について、加盟市より集められたデータについて分析結果の報告を行った。その中で、全体としての傾向の他、ベストプラクティスと思われる都市の事例や経年でのデータの推移を紹介した。また今回のデータ分析やワークショップでの加盟市からの意見を集約し、指標に対する新たな提案もなされた。

パネルディスカッション
  「ネットワーク会議を活用した行政改善への取り組み」

コーディネーター   澤井安勇 都市行政評価ネットワーク会議顧問、前総合研究開発機構理事
パネラー   久米秀幸 静岡県浜松市企画部企画課主任、本荘重弘 兵庫県川西市企画財政部政策室長
谷口洋祐 愛知県尾張旭市企画部企画課主査、田中 啓 静岡文化芸術大学准教授
熊倉浩靖 特定非営利活動法人NPOぐんま代表理事

 澤井前NIRA理事、都市行政評価ネットワーク会議顧問をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われた。まず、加盟自治体の浜松市、川西市、尾張旭市の担当者から、各市の行政評価の取り組みの現状や課題が報告された。

 次に、熊倉浩靖氏より、行政評価データの収集・分析結果報告をふまえたコメントや、田中啓氏より、各市の取り組みに対しての感想やネットワーク会議への提言などが述べられた。その後、会場の参加者との質疑応答や、自治体パネラーからネットワーク会議に加盟した意義や抱負について活発に議論された。

 最後に、澤井ネットワーク会議顧問よりパネルディスカッション及び都市行政評価ネットワーク会議平成19年度大会の総括コメントがあり、盛況のうちに会議は終了した。

 会場には、都市行政評価ネットワーク会議の加盟市から約20人、加盟市以外から約50人(開催地、愛知県を中心とした東海地方の自治体を中心に)、シンクタンクから約60人、関係者、事務局を含めて、合計約160人の参加があり、全体を通じて会場はほぼ満席であり、都市自治体における行政評価への関心の高さを改めて知ることのできた大会であった。


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