総合研究開発機構(NIRA) : 研究テーマ
外国人観光客の行動特性と地域における国際観光戦略

開始情報終了情報



題 名外国人観光客の行動特性と地域における国際観光戦略
副 題 
領 域地域の再生・創造と市民社会
種 別自主研究 [研究体制
機 関総合研究開発機構 (NIRA)
開 始2006年 8月
終 了2007年 7月
報告書[新刊情報へ]


【 研究開始情報 】

 国民の国内宿泊旅行の回数や日数が漸減傾向を見せる一方で、国際的な「大交流の時代を」迎え、外国人の国内観光がますます注目されるようになっている。

 国においては、2003年1月の首相の施政方針演説により2010年に訪日外国人旅行者を倍増させることを目標とする方針が示されたが、その後、「観光立国」実現を目指した「観光立国行動計画」が策定され、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」が展開されているところである。また地方においても、観光交流が21世紀における主要産業として脚光を浴び、外国人の誘客に向けたさまざまな取り組みが行われている。

 このような中、本研究においては、主に東アジア地域の観光客をターゲットとし、マーケティングの視点に立つとともに、地域住民・地元企業・大学等の地域の構成主体の視点も考慮しつつ、市場の特性に合った観光企画やプロモーション等を中心に具体的・実践的な観光政策の提案を目指す。なお、本研究は、以下の府県の参加を得て実施するものである。

<参加府県>


【 研究終了情報 】

 本研究は、日本への入国者数が多い東アジア地域からの外国人観光客を主なターゲットとし、マーケティングの視点に立ち、具体的・実践的な観光政策を提案すべく実施された。具体的には、地域(都道府県等)において国際観光戦略を策定する際の、市場の特性に合った旅行商品づくりやプロモーションの進め方を記載した手引書(マニュアル)の作成を目指した。

 主な研究成果は、以下の4点である。

(1)各地域において国際観光戦略を構築し、実施していく一連の業務をフロー図に整理した。このフロー図は、既存のフロー図よりも、ステップを細分化し、作業概要を付記することにより、手順が俯瞰しやすいよう、工夫されている。

(2)フロー図のステップごとに、具体的にどのような検討を行うのか、チェックすべき項目と、そのポイント・重要事項をまとめた。このリストに従って作業を進めれば、国際観光戦略の骨格が作成でき、また、既に作成された国際観光戦略をチェックすることが可能である。

(3)旅行業者からヒアリングを行い、韓国・台湾・中国・香港における訪日旅行商品がどのようなプロセスで造成されるのか、国・地域ごとに異なる造成・流通構造を初めて詳細に明らかにした。

(4)地域の視点から見て、インバウンド観光をより一層推進するために日本全体で取り組むべき主要な課題として、[1] 効率的な国際観光プロモーション推進体制の充実強化、[2] 中国からの訪日観光旅行に関する渡航制限等の緩和、[3] インバウンド観光に関わる人材の育成、の3点をまとめた。


NIRALogo
トップページ
 
提言・研究内容に戻る

Copyright (c) National Institute for Research Advancement (NIRA)
Copyright (c) 総合研究開発機構 (NIRA)