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「NIRAチャレンジ・ブックス」について

21世紀を迎えてヒト、モノ、カネ、情報のグローバル化が一層進展し、世界的規模で政治・経済構造の大変革が迫られています。冷戦構造崩壊後の新しい世界秩序が模索されるなかで、依然として世界各地で紛争の火種がくすぶり続けています。国家主権が欧州連合のような地域統合によって変容を余儀なくされる一方で、文明、民族、宗教などをめぐる問題が顕在化しています。20世紀の基本原理であった国民国家の理念と国家の統治構造自体が大きな試練を受けています。他方、わが国は、バブル崩壊後の長期経済停滞に加えて、教育、年金、社会保障、経済・財政構造などの分野で問題が解決できないままに新世紀を迎えました。わが国のかたちと進路に関する戦略的ビジョンが求められています。

人々の価値観が多様化するなかで諸課題を解決するには、専門家によって多様な政策選択肢が示され、良識ある市民の知的でオープンな議論を通じて政策形成が行われることが必要です。総合研究開発機構(NIRA)は、産業界、学界、労働界などの代表の発起により政府に認可された政策志向型のシンクタンクとして、現代社会が直面する諸課題の解明に資するため、自主的・中立的な視点から総合的な研究開発を実施し、さまざまな政策提言を行って参りました。引き続き諸課題に果敢にチャレンジし、政策研究を蓄積することが重要な使命と考えますが、同時に、より多くの人々にその内容と問題意識を共有していただき、建設的な議論を通じて市民が政策決定プロセスに参加する道を広げることがいま何よりも必要であると痛感しております。「NIRAチャレンジ・ブックス」はそうした目的で刊行するものです。この刊行を通して、世界とわが国が直面する諸問題についての広範囲な議論が巻き起こり、政策決定プロセスに民意が反映されるよう切望してやみません。

  2001年7月  総合研究開発機構理事長 塩谷 驩p


NIRAチャレンジブックスシリーズ


「市民参加の国土デザイン」 (1) 市民参加の国土デザイン
  −豊かさは多様な価値観から−
  日端康雄 編


「グローバル化と人間の安全保障」 (2) グローバル化と人間の安全保障
  −行動する市民社会−
  勝俣 誠 編


「東アジア回廊の形成」 (3) 東アジア回廊の形成
  −経済共生の追求−
  EAsia研究チーム 編


「流動化する日本の「文化」」 (4) 流動化する日本の「文化」
  −グローバル時代の自己認識−
  園田英弘 編


「多文化社会の選択」」 (5) 多文化社会の選択
  −「シティズンシップ」の視点から−
  21世紀シティズンシップ研究会 編


「生殖革命と法」」 (6) 生殖革命と法
  −生命科学の発展と倫理−
  総合研究開発機構 編、藤川忠宏 著


「パブリック・ガバナンス」 (7) パブリック・ガバナンス  宮川公男、山本清 編著


「中国のWTO加盟と日中韓貿易の将来」 (8) 中国のWTO加盟と日中韓貿易の将来
  −3国シンクタンクの共同研究−
  阿部一知、浦田秀次郎 編著


「次代のIT戦略−改革のためのサイバー・ガバナンス−」 (9) 次代のIT戦略
  −改革のためのサイバー・ガバナンス−
  高橋 徹・永田守男・安田 浩 編著


「北東アジアのグランドデザイン−発展と共生へのシナリオ」 (10) 北東アジアのグランドデザイン
   −発展と共生へのシナリオ
  北東アジア・グランドデザイン研究会 編  


「日中韓直接投資の進展−3国シンクタンクの共同研究」 (11) 日中韓直接投資の進展
   −3国シンクタンクの共同研究
  阿部 一知・浦田 秀次郎 編著


「北東アジアの環境戦略−エネルギー・ソリューション」 (12) 北東アジアの環境戦略
   −エネルギー・ソリューション
  NIRA 北東アジア環境配慮型エネルギー利用研究会 編


「人口減少と総合国力」 (13) 人口減少と総合国力
   −人的資源立国をめざして−
  小林陽太郎、小峰隆夫 編


「グローバル・ガバナンス」 (14) グローバル・ガバナンス
   −「新たな脅威」と国連・アメリカ−
  NIRA、横田洋三、久保文明、大芝亮 編


「人口減少社会の人づくり」 (15) 人口減少社会の人づくり
   −「人の総合力」向上を目指して
  小峰隆夫・総合研究開発機構 編



四六判上製 各巻平均300〜350頁、日本経済評論社より刊行、全国書店にてお求めいただけます。 [日本経済評論社のページへ]

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