『NIRA政策研究』 2006 Vol.19 No.2

特集● 人生前半の社会保障

就業、結婚、出産、子育てのリスクと保障

[目 次 | 要 約]


特 集 紹 介

 公の改革が目指す「小さな政府」への移行は、個人の自己責任を大前提としつつ、同時に家族、地域社会の互酬的な関係の再構築を求めているが、今やかつてのような安定した雇用や家族関係を前提としてライフスタイルを考えることは難しい。構造改革後の明日の社会の基盤が揺らいでいる。

 ニート、晩婚・非婚、少子化など若年層の問題の原因はさまざまに分析されるが、その根本には、教育、就業、結婚、出産、子育てを取り巻く不透明な環境、将来についての不確実性があるだろう。若年世代の人生のリスクが高まっているといえる。

 若年世代が自らの人生に対して一定の安心感を持って働き、いのちを紡ぎ続け、社会を継続させていくためには「人生前半の社会保障」が必要とされるのではないか。社会に対する信頼と安心感をもたらす制度とは、また、そのような社会のあり方とはどのようなものだろうか。


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