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対談シリーズ

新時代の農業を生きる―ある生産者のビジョンとチャレンジ

対談シリーズ第29回 2008/03発行

佛田利弘(株式会社ぶった農産代表取締役社長)、伊藤元重(NIRA理事長)

 

はじめに―佛田氏が農業生産法人を設立した背景

伊藤 この対談シリーズでは、観光や農業など、地域レベルで大きな成果をあげている具体的な活動を紹介しています。今日はまず、 佛田さんのバックグラウンドや、現在どのような活動をされているかというところ始めて、そこから問題を広げていただきたいと思います。

佛田 私が住んでいる石川県野々市町というのは、金沢の南側で、市内からクルマで15分ぐらい、能登半島のつけ根の辺りです。以前は、 繊維産業が結構ありました。私は農林水産省の農業者大学校というところを卒業しました。この学校は、平成13年に独立行政法人となり、 いまはつくばの農業・食品産業技術総合研究所に統合されましたが、私が在籍したときは、農林水産省直営の時代で、 日本の農業経営のリーダーを育成することが目的の学校でした。高校を卒業して1年以上農業をし、 農業経営に問題意識を持った人が入学できるという学校です。教育内容は大学院のようなカリキュラムで、3年間、講義を中心に、 どのような農業経営をやっていくのか、農業経営の思想と哲学を学び、どういう農業者になっていくかということを勉強するところです。 私も実家が農家でやってきたということで、その学校に入学しました。

 

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