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NIRAオピニオンペーパー

社会保障改革しか道はない(第3弾)-2025年度に向けた7つの目標-

NIRAオピニオンペーパーNo.16 2015/05発行
土居丈朗慶應義塾大学経済学部教授、井伊雅子一橋大学国際・公共政策大学院教授、
小塩隆士一橋大学経済研究所教授、鶴光太郎慶應義塾大学大学院商学研究科教授、
西沢和彦日本総合研究所上席主任研究員、柳川範之東京大学大学院経済学研究科教授/NIRA理事

 2020年度の基礎的財政収支黒字化は、財政健全化という「長い道のり」の「一里塚」でしかない。長期的な財政健全化を達成するためには、社会保障の財源を消費税によって確保することで社会保障の受益と負担の均衡を目指すことが基本となる。また現在の社会保障制度は、非効率かつ不公平であり、高齢社会にふさわしい制度とはいえない。その意味でも、団塊世代が全員75歳に達する2025年度までに社会保障改革を実施すべきである。
 2025年度までの社会保障改革のあり方における考え方は以下の4つの柱にまとめられる。第1に、受益と負担の均衡を通じた社会保障制度の持続性を確保することである。第2に、世代間の格差を縮小することである。第3に、年齢・世代の違いだけに注目するのではなく、その人が所得・資産などの面で困っているか、困っていないかを見極め、「困っている人」を集中的に支援することである。最後に、「困っている人」を減らし、「困らない人」を増やしていくことも必要となる。
 これらの4つの柱を軸に提示する7つの目標を、社会保障改革の実現により、2025年度までに達成することを提案する。


◯2025年度までに社会保障改革を実行せよ
◯第1の柱:財政・社会保障制度の持続性を確保する
◯第2の柱:世代間格差を縮小する
◯第3の柱:「困っている人」に必要なサポートを
◯第4の柱:「困らない人」を増やす
◯7つの目標を軸に改革を進める

<関連研究>
 財政・社会保障制度に関する研究会(2014年2月~2015年6月)

<関連頁>
社会保障改革しか道はない-2025年度に向けた7つの目標-」(NIRA研究報告書)
社会保障改革しか道はない-今こそ、財政健全化への決意を示すとき-
                       (NIRAオピニオンペーパーNo.14)
社会保障改革しか道はない-今こそ、財政健全化への決意を示すとき-
                       (NIRAオピニオンペーパーNo.13)


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