
| 自主研究 | ||
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機関:総合研究開発機構 研究終了 | ||
食料問題が国家的な重要課題としてクローズアップされている。かつて1970年代の初頭にも、
世界の穀物在庫率の低下を背景に食料をめぐる危機感が喧伝されたことがあった。当時と比較して、
今回急浮上している食料問題には共通の要素も認められるものの、食料をめぐる内外の制度的な枠組みが大きな変革期にあること、
途上国の経済発展に加えて燃料用需要が食料需給を左右する要因として登場していること、
国内の農業には深刻な担い手不足のセクターと新しいビジネスモデルのもとで活性化しているセクターが並存することなど、
事態はより複雑でダイナミックな様相を呈している。
本研究プロジェクトでは、日本が抱える農業・食料の諸問題について、この分野で実績のある専門家の知見を結集して、
現下の食料問題の見取り図を描き出すとともに、幅広い視点から日本の農業・食糧問題について提言を行う。
■報告書タイトル 日本の食料:新局面と政策課題
■執筆者一覧(執筆順)
生源寺眞一(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
盛田清秀(日本大学生物資源科学部教授)
小松正之(農学博士、内閣府規制改革会議専門委員)
本間正義(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
鈴木宣弘(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
金田憲和(東京農業大学国際食料情報学部准教授)
中嶋康博(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
斎藤修(千葉大学園芸学部教授)
河野恵伸(農林水産省農林水産技術会議事務局研究開発企画官室研究調査官)
大澤信一(日本総合研究所スマートライフクラスター長)
金子弘道(鳥取環境大学環境政策学科教授)
<報告>
1. 総括 生源寺眞一
食料生産の構造問題と政策課題
2. 農業担い手政策の課題 生源寺眞一
3. 農地制度改革の課題 盛田清秀
4. 水産業をめぐる制度改革の課題と展望 小松正之
食と農の国際化
5. グローバル化と食料・農業:
日本農業の国際化対応 本間正義
6. グローバル化と食料・農業:
総合的視点の重要性 鈴木宣弘
7. 食をめぐる産業内貿易の可能性:
成長アジアを見据えて 金田憲和
食と農をめぐる新しい動き
8. フードシステムと食の安全・
安心 中嶋康博
9. 食品産業と農業をめぶるビジネスモデル 斎藤修
10.情報技術革新とフードシステム 河野恵伸
11.農業の新しいかたち:
プロ農業とセミプロ農業 大澤信一
12.食と農による地域振興戦略 金子弘道
<研究関連対談>
「日本の食と農:
新局面と政策課題」(対談シリーズ第33回)
ゲスト:生源寺眞一東京大学大学院農学生命科学研究科教授 聞き手:伊藤元重NIRA理事長