研究プロジェクト

実施中の研究プロジェクトの概要を紹介します。

日仏独コンファレンス「リベラリズムの未来」

概要
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、世界各国でとられた行動規制を伴う政策措置は、リベラリズムのあり方に大きな疑問を投げかけている。個人の自由と、健康、安全などの保障のトレードオフはどうあるべきか。こうした問題意識のもと、「The Future of Liberalism: Japan, France and Germany in global context(リベラリズムの未来)」と題したコンファレンスを、ドイツ日本研究所(DIJ)、日仏会館(MFJ)と共催する。

研究体制
宇野重規 NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研主任研究員

持続的成長のための政策手段と金融サービスのあり方

概要
少子高齢化が進む中で、日本経済が持続的に成長するために取り組むべき課題は明らかであるにも関わらず、問題は先送りにされている。また、イノベーションが進む金融分野では、デジタル化に伴う様々な事業者の参入で決済システムの課題が生じている。本プロジェクトでは、参考になる海外事例などから学びつつ、日本の持続的成長に結びつく政策手段の可能性や金融サービスの在り方について考える。

研究体制
翁 百合 NIRA総研理事/株式会社日本総合研究所理事長
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
関島梢恵 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
各国の債務はコロナ禍でどう変化したか―国際比較の視点から見えてくるもの―(オピニオンペーパーNo.63)

Tele-migrationに関する研究Ⅱ

概要
テレワークやサービス部門におけるロボット(ホワイトカラーロボット)が広がると、企業組織の生産活動や人々の働き方がどう変わっていくのか。本プロジェクトでは、企業調査を通じて、企業組織のテレワークやホワイトカラーロボットの利用状況やその影響を把握する。そのうえで、デジタル技術の進展を、企業の成長や経済の活性化、構造改革につなげるための政策を検討する。

研究体制
大久保敏弘 NIRA総研上席研究員/慶応義塾大学経済学部教授
加藤究   NIRA総研上席研究員/フューチャー株式会社シニアアーキテクト
神田玲子  NIRA総研理事/研究調査部長
井上敦   NIRA総研研究コーディネーター・研究員
関島梢恵  NIRA総研研究コーディネーター・研究員
鈴木壮介  NIRA総研研究コーディネーター・研究員

ウクライナ危機に関する研究

概要
ロシアによるウクライナ侵攻は、二国間の紛争にとどまらず国際社会に大きな影響をもたらしかねない。今後の国際秩序やグローバル経済にどのような影響をもたらすのか、また経済安全保障をどのように考えていくべきか。複数の識者へのインタビューから探っていく。

研究体制
谷口将紀 NIRA総研理事長/東京大学大学院法学政治学研究科教授
河本和子 NIRA上席研究員/一橋大学経済研究所ロシア研究センター専属研究員
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研研究コーディネーター・研究員
三和忍  NIRA総研研究調査部アシスタント

研究成果
ロシアのウクライナ侵攻 第1章:ウクライナ危機の起源―歴史、安全保障、地域の特性―(研究報告書)

政策共創の場の形成

概要
政策に対する国民の評価は千差万別だ。このようなことが起きる原因として、政府と国民の間、もしくは、国民同士の間で現状認識や前提となる考えに差があると思われる。
この差を解消すべく、一般の人から集めた質問を複数の専門家が解説し、政策を共創する場を形成する。

研究体制
谷口将紀 NIRA総研理事長/東京大学大学院法学政治学研究科教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研研究コーディネーター・研究員
鈴木壮介 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

ウィズ・ポストCOVID-19の地平を拓く

概要
COVID-19の世界的な感染拡大が始まってからすでに2年近くが経過した。コロナとの共存を迫られる一方、コロナ後を見据え、柔軟で強固な社会・国家をいかに構築するかが、改めて問われている。コロナ禍が長期戦となり、状況も変化している今、第2弾として、ウィズ・ポストCOVID-19 の日本と世界の課題について寄稿していただき、議論の活性化につなげる。本プロジェクトは、2020年6月公表「日本と世界の課題2021」に続くものである。

研究体制
神田玲子  NIRA総研理事/研究調査部長
榊麻衣子  NIRA総研研究コーディネーター・研究員
北島あゆみ NIRA総研研究コーディネーター・研究員
福田珠里  NIRA総研研究調査部

研究成果
日本と世界の課題2022―ウィズ・ポストCOVID-19の地平を拓く―
日本と世界の課題―ウィズ・ポストコロナの地平を拓く―(書籍)

関連研究
日本と世界の課題2021―ポストCOVID-19の日本と世界―
わたしの構想

デジタル化時代の地域力

概要
地域社会が発展していくための民主的な道筋とは何か。デジタル化時代において、地域の民主主義を支える住民参加や中間組織の発展のあり方を探る。

研究体制
宇野重規 NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
デジタル化時代の地域力―総論―(研究報告書)

コロナ禍の各国対応から学ぶ

概要
世界的な被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症において、各国の政策対応の違いから、日本が学ぶものは多い。参考になる海外事例を学びつつ、有事と平時の政策対応のあり方、累積した巨額な公的債務、広がる格差への対応、経済復興への課題などを考える。

研究体制
翁 百合 NIRA総研理事/株式会社日本総合研究所理事長
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
関島梢恵 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
日本のコロナ対応策の特徴と課題―国際比較の視点から見えてくるもの―(オピニオンペーパーNo. 57)

知的ネットワーク構築

概要
1)NIRA総研 研究主幹が中心となって、政策に関心をもつ中核層の意見を反映した政策ビジョンを産官学連携のもとで構築する。
2)政策ビジョンワークショップ(熟議フォーラム)を開催し、政策を共創する場を形成する。

研究体制
古田大輔 Google News Lab ティーチングフェロー
谷口将紀 NIRA総研理事長/東京大学大学院法学政治学研究科教授
宇野重規 NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
翁 百合 NIRA総研理事/株式会社日本総合研究所理事長
柳川範之 NIRA総研理事/東京大学大学院経済学研究科教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
日本人にとっての自由と平等とはなにか―熟慮・熟議型調査から考える(3) ―(オピニオンペーパーNo.62)
財政赤字と国債発行をめぐる熟慮・熟議型調査(ワーキングペーパーNo.4)
『中央公論』2022年4月号にて引用された調査データ(研究報告書)
高齢者の医療費負担増を人びとはどう受け止めているか―熟慮・熟議型調査から考える(2) ―(オピニオンペーパーNo.61)
人びとが受け入れ可能な政策ビジョンとは―熟慮・熟議型調査から考える(1)―(オピニオンペーパーNo.60)
後期高齢者医療をめぐる熟慮・熟議型調査(ワーキングペーパーNo.2)
第3回中核層調査

北欧の雇用政策に学ぶ

概要
急速な技術革新とともに加熱する国際競争に曝されながら、日本は労働人口の減少や財政の持続性という深刻な課題を抱える。加えてコロナ禍で経済社会が停滞し、労働市場にも不安が広がっており、雇用移動の必要性は差し迫ったものになっている。こうした中で、産業の新陳代謝を通じた経済成長を促しつつ人々の生活を保障する北欧型の雇用政策を学ぶ意義は大きい。本プロジェクトでは、識者からのヒアリング等を通じて北欧の雇用政策について学び、日本への応用を検討し、政策提言へつなげる。

研究体制
谷口将紀 NIRA総研理事長/東京大学大学院法学政治学研究科 教授
水島治郎 千葉大学大学院社会科学研究院 教授/NIRA総研上席研究員
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部部長
関島梢恵 NIRA総研研究コーディネーター・研究員