研究プロジェクト

実施中の研究プロジェクトの概要を紹介します。

国と地方自治体の役割分担に関する研究

概要
1990年代以来の地方分権改革によって、日本の「中央―地方関係」は大きく変化した。首長や職員による独自施策が増加し、各自治体での自治・分権的な活動が広がりつつある。他方で、国によるさまざま形での統制も継続的に行われている。現代日本の「中央―地方関係」をどのように評価し、今後、いかなる道筋を考えるとよいのだろうか。本プロジェクトは、政治学・行政学者の専門的な知見はもとより、自治体の首長・職員に対するヒアリングやアンケートなどを通じて、日本における「中央―地方関係」の現状への評価とその見直しを目的とするものである。

研究体制
宇野重規 NIRA総研理事/東京大学社会科学研究所教授
松井 望 NIRA総研上席研究員/東京都立大学都市環境学部教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
川本茉莉 NIRA総研主任研究員
鈴木壮介 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
地方分権改革の30年を振り返る―国と自治体の役割分担の再定義を―(オピニオンペーパーNo. 72)