研究プロジェクト

実施中の研究プロジェクトの概要を紹介します。

インターネット調査におけるバイアスの補正:国勢調査・同時期の面接調査を利用した検討

概要
近年、インターネット調査は手軽に大量のデータを収集する方法として利用が増加している。一方で、そのデータはサンプルの代表性や省力回答者等の影響で多くのバイアスを抱えている。本研究は、インターネット調査を行うとともに、同時期に行う独自に設計した面接調査と国勢調査データを利用しながら、インターネット調査のバイアスの補正を行う。その中で、インターネット調査を扱う際の、調査設計から補正を検討、公表することで、インターネット調査利用者に対して、その補正法を提案する。

研究体制
谷口将紀 NIRA総研理事長/東京大学大学院法学政治学研究科教授
神田玲子 NIRA総研理事/研究調査部長
澁谷壮紀 NIRA総研研究コーディネーター・研究員
大森翔子 NIRA総研研究コーディネーター・研究員

研究成果
社会調査における投票率のバイアス(ワーキングペーパーNo.5)
インターネット調査におけるバイアス―国勢調査・面接調査を利用した比較検討―(研究報告書)
インターネット調査における省力回答者に関する一考察(政策研究ノートvol.3)
インターネット調査のサンプル特性―国勢調査・面接調査との比較―(ワーキングペーパーNo.1)